黒田博樹『クオリティピッチング』から学ぶ、ピンチの切り抜け方。
- 2018.02.21
- softball

世界でソフトボール🥎を投げながら日本代表選手を目指す、アスリートライターの本庄遥(@number_1h)です。→アスリートライターとは?
最近、マウンドに立っているときのマインドについてよく聞かれることが多いので、
今回はnoteにて「ノーアウト満塁、ピンチと取るかチャンスと取るか」という題名でコンテンツを作りました!
このコンテンツの内容では、私自身が経験した場面から、成功した経験を元にメンタル面の悩みについてヒントになるような内容を書きました。
このNoteをつくったきっかけ
このnoteをつくったきっかけは、プロ選手の黒田博樹選手が書いた「クオリティピッチングhttps://www.amazon.co.jp/gp/product/4584134960/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4584134960&linkCode=as2&tag=h8329-22&linkId=b042acab047caf160b17c7fc1d60d59c」でした。
この本では、黒田選手がピッチングをしているときにどのようなマインドで投げているか、どんな攻め方をしているかなどかなり細かく書いてあります。
ピッチャーの人は必読です。
現役の選手が自分の心理を世の中に公開するという行為は、自分の戦略をバラして戦うことと同じです。
公開したら打たれてしまうかもしれないというリスクがありながらもこの本を書いたということは、黒田選手はこの本に対してきっといろんな想いがあったのだと感じます。
私はこの本を読んだときに非常に衝撃を受けました。
それと同時に、自分の投球術を公開している投手はソフトボール界にはいないと感じました。
実業団でプレーしている人のほとんどは、現役中に自分の手法を日本語で書くことは非常にリスクがあります。
しかし、海外を中心に活動している私は日本語でなら記事を執筆しても相手に手法がばれることを防げると考え、今回の記事の執筆に至りました。
記事の内容について
この記事では、メンタル面で悩んでいるソフトボーラーを始め、コーチや監督さんにも役に立つよう記事を工夫しています。
この場面ではこういう気持ちで考えればいい、この場面ではこう…など細かく記入しています。
ソフトボール歴17年、インターハイ優勝経験がある私がピッチングのときにどういったことを考えながら投げているのかを考えるだけでもかなり考え方は変わってくると思います。
私が学生のときメンタルについて学ぶ機会はほとんどなく、自分でああだこうだと試行錯誤しながら学んでいました。
情報を集めるために本屋さんに行っても、ソフトボールの本は非常に少なく、メンタル面についてもソフトボールにフォーカスして書かれているものは一切ありませんでした。
当時の私のように悩んでいる未来のソフトボーラー達を1人でも救いたいと思っています。
ソフトボールのピッチャーをしている方、ピッチャーを指導している方がメンタル面も含めた指導をできる一冊になっているのでぜひ読んでみてください。
東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜
私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。
身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。
中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。
しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。
防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。
しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。
上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。
ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。
夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。
2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。
アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。
しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。
そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。
私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。
このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。
ぜひご入会いただき、一緒に夢を追いかけてみませんか? ファンクラブはこちらから
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