楽しくプレーする人に勝る選手はいない〜試合中余裕を持って投げる為の大切なこと三つ〜
- 2018.06.17
- softball

オーストラリアでソフトボール留学をしているアスリートライターの本庄遥です。こんばんは!
今回は、試合を楽しむことってちょー大事だな〜と改めて思ったのでそのことについて書いて行こうと思います。
初めての方はこちらから↓
マウンドで反省しない
ピッチャーは1〜9番バッターに最低でも三週は投げます。
その相手に対して一本打たれて落ち込んでいるようでは終わりが見えません…。
バッターの思うツボです。
そうならない為にも試合中に反省を絶対しない。
一つのヒットに対して反省すべきところは色んな方向から考えられますし、人間の体は投げながら考える程器用じゃないです。
そんなことを考えている暇があるなら目の前の次のバッターを倒した方がよっぽど効率がいいし勝率が上がります。
マウンドは自分しかいません。
誰にも代わってもらえないのでその場で反省は辞めましょう。
ベンチに帰ってから「あの子アウトコース上手だからインコースで攻めよう」などとキャッチャーと対策を練るのはオッケーですが、ベンチでも深く反省したりするのは辞めましょう。
ベンチの雰囲気が下がります。
「あーもー!!まじむかつく!!!絶対次打ち取ったるねん!」
くらいにしましょう。
深く考えるのは試合の後の反省で良いし、もしかしたらたまたまだった可能性だってあるのであまり反省をシビアな感じで何度も重ねるのはお勧めしません。
バックに声をかける
これは当たり前のことかもしれませんが意外と見落としがち。
小学生の時からこれは常に心がけて来ました。
自分のペースに周りを巻き込むには周りへの配慮は必要不可欠です。
これも周りに声をかけれるだけの余裕があるという証拠ですよね。
誰かのことを思いやる=余裕がある証拠です。
とにかく楽しむ
楽しまなかった日の調子の悪さは計り知れないです。笑
私の今日の反省を参考にしてください!
今日の試合は先週の雨と先々週の人数不足の関係で二週連続ボールを持つ事が出来ませんでした。
常に投げてばかりだった私からすると流石に不安も重なり初回にかなりの大量失点。
原因は「自分のボールがいつもより曲がっていることに対応できず焦ってしまったこと」です。
正直左ピッチャーで15年以上もやって来ているので自分の癖やどうなった時にその症状が出るのか把握しています。
しかしその原因が分かるまでにかなり時間がかかってしまい、ボールが曲がっていることで真芯には当たらないものの連打になりました。
試合そのものを楽しめてない=余裕がないんですよね。
いつも楽しんで投げているのに自分の調子の悪さに焦ってしまい今日は全く余裕がなかったんですね…。
最後に
日本でソフトをしているときは誰かに褒められたい気持ちと誰かに怒られるのが嫌な気持ち半分半分でした。
私の経験上誰かに怒られるのが嫌な気持ちが勝っているときは間違いなく打たれます。笑
常に誰かの気持ちを気にしながら投げるより、間違いなく楽しんで投げたほうが打たれません。(ちなみに今日一回以外は大量失点になりませんでした。)
調子云々より、自分のベストを出すこと(楽しくすることに重きを置いて)プレーしていきましょう!!
はるか
東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜
私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。
身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。
中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。
しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。
防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。
しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。
上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。
ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。
夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。
2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。
アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。
しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。
そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。
私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。
このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。
ぜひご入会いただき、一緒に夢を追いかけてみませんか? ファンクラブはこちらから
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