オーストラリアのウィンターリーグ決勝進出!!!〜延長10回の激戦〜
- 2018.08.19
- softball

オーストラリアでソフトボールをしているアスリートライターの本庄遥です。
今回オーストラリアのレッドランドのチーム内の大会で決勝に進む事ができました!!!
控えめにいって最高でした。
ゲーム内容
今日の試合は、先攻から始まった
私のコンディションはそこまで良い方ではなかったのですが、最近の肩甲骨を柔らかくする体操や、自分なりに工夫してトレーニングをしている事が上手くハマったのか外野に飛ばされることもかなり少なかったです。
初回から投手戦になり、4回に味方チームがノーアウト満塁まで持っていったもののそこからみんな早打ちになってしまい、結果0点。
その後からも両者一歩も譲らずで1回から7回までまさかの0-0。
タイブレークにもつれ込みました。
タイブレークの1回、味方の攻撃はバントでワンアウトサードまでいったもののその後続かず0点で裏の回へ。
相手チームにバントを失敗させて、私たちもなんとか0点で切り抜けました。
タイブレーク2回、味方チーム先頭バッターがサード強襲でレフト線を抜き、一点追加。
その後センター前を放ち2点目追加。
勝利もかなり見えた瞬間でした。
その裏の回、先頭バッターがレフト前ヒットを放ち、次のバッターもセンター前へ。
一点追加され、その後フォアボールやエラーで満塁に。
そこからファーストゴロをエラーし、同点に。
結局その後は2人を三振とショートのファインプレーによりゲッツーでなんとか切り抜け、延長戦は10回にまで登りました。
あれ、サードにランナーがいる
タイブレーク3回、なぜかうちのチームのランナーが三塁にいました。
ノーアウト三塁に。
タイブレークにそんなルールあったっけと思いながら、聞いてみると、どうやら試合展開を早めるためにルールを変えたみたいでした。笑
でた!オージースタイル!!!笑
まあ確かに審判たちにとって4試合目だったし、3時から始まったゲームだったので早く終わらせたかったのでしょう…。笑
うちのチームの子たちでさえ、
「サードから始まるタイブレーク初めてみた」
っていってました。
延長10回の結果は…
タイブレーク3回、ノーアウト三塁から始まった最後の結果は
味方チームがスクイズを出して、打球が転がりすぎて完全アウトなタイミング。
そこでサードランナーの子がベース前で止まり挟まれました。
その間にバッターランナーが二塁に行くタイミングでちょうどサードランナーがアウトになり、サードの子がバッターランナーを刺しにセカンドベースに投げました…が少し外れて外野に。
あ、外野に誰もいない…。笑
ラッキー!!!!
そのままボールはかなり果てし無く転がり、結果バッターランナーが生還しました。
後のバッターは続かず、すぐに裏の回になりました。
その裏の回。
ノーアウト三塁。笑
2球目に投げたボールを捉えられた!!!と思ったらショートの子がキャッチ!!
そのままサードベースに投げてゲッツーを取りました。
最後のバッターはセカンドゴロでゲームセット。
かなり長い試合になりました。
試合の感想
調子が悪いなりのピッチングができた
今日の試合は冒頭でも述べたように、本当に調子があまりよくなくて(先週風邪ひいてたのに一昨日、誕生日パーティー行って、昨日もバーベキュー行ったりしてた)コンディション的には良くありませんでした。
一応前日に気を使って12時間くらい寝たのが、体力は回復したけど身体が重かったのが正直な感想です。
ただ、最近の筋トレとか有酸素運動の効果が少しで初めている気がして、肩の調子がかなりよかったこと(投げまくっても全く痛くならなかった)最後の回までそこまでスピードを落とさずに投げられたことはかなり良かった点かなと思っています。
自分のペースで投げることができた
久しぶりに、自分でタイムをとって靴紐結び直しました。
やっぱり相手が波に乗っているタイミングでこちらが何かのアクションを起こすことって大事ですね。
流れがその後完全に切れたわけではないのですが、自分の流れに持って行くことができたなと思っています。
今日勝てた要因
試合始まる前に、みんながずっと「Just do it!」「Have fun!!」って言ってて本当にその通りだなと感じました。
とりあえず、やるんだ!楽しもみんなで!!という気持ちがあれば自ずと勝利に近づくんだなと感じた1日でした。
楽しむことを中心に置いているとリラックスできるし、いいピッチングもできた1日でした。
来週は前年優勝チームスコピョンとの試合です。
金メダル持って帰ってこれるように頑張ります!!!
はるか
東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜
私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。
身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。
中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。
しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。
防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。
しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。
上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。
ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。
夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。
2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。
アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。
しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。
そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。
私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。
このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。
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