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アスリートは「英語力」が必要なのか?〜オーストラリアでローカルチーム一年を通じて感じたこと〜

アスリートは「英語力」が必要なのか?〜オーストラリアでローカルチーム一年を通じて感じたこと〜

 

世界四強国でソフトボールをし、東京オリンピック逆輸入を目指す本庄遥です。

 

自己紹介はこちらから↓
世界トップレベルの日本ではなくあえて世界四強国に飛び出したてオリンピック逆輸入を目指す理由。

一昔前はメジャーリーグで活躍するような選手や、日本代表選手レベルで活躍する選手が海外でスポーツをすることが多かったのですが、最近アスリートではそうでなくても海外に挑戦する人がどんどん増えていますよね。

海外に挑戦するときに一番気になるのはおそらく「英語力の必要性」だと思います。

今回は、私自身が英語が全く話せない状況でオーストラリアで1年過ごした経験から感じた、アスリートにとっての英語の必要性について書いていこうと思います。

アスリートは「英語力」が必要か

まずは日本でやるときのことを想像する

まず第一に考えて欲しいのが、「日本で競技をしているときのシチュエーション」。
個人戦以外は全ての競技において、言葉を発していることが多いと思います。

個人戦でさえ、監督やコーチとコミュニケーションを取りますよね。
この時点で既に「コミュニケーションは不可欠だ」ということはなんとなくわかると思います。

競技中最も大切なのはコミュニケーション

サッカーやラグビーなどの全員が主役のような競技になってくると、更にコミュニケーションの必要性は高くなります。

野球やソフトボールと比べると、一瞬の判断というのもが常に必要になりタイムの数や試合が止まる瞬間はあまりありません。
競技によっても必要性度合いは変わったくることもここでわかります。

英語力がなかったらどうなるのか

ここで英語力がない人が不安になったかもしれないので、補足をしておくと、実際英語力がなくてもローカルのチームに混ざって試合を行うことは十分可能です。
ましてや、海外の選手が持っていないスキルを持っていれば試合にでる可能性も格段に上がります。

海外でプレー始めること自体には全く問題はありません。
英語が苦手なら、初めはエージェントに頼んでチーム探しを手伝ってもらうことも可能です。

「英語力無いから無理だ…」というのは間違いなのでそこで夢を諦めることだけはやめましょう。

英語が話せなかったとき(到着〜半年間)

ここで簡単に英語が話せなかった時と話せるようになってからの私の中でも変化について書いていきます。

まず英語が話せなかったときは、

・配球を伝えられない
・試合中にタイムを取っても言いたいことが言えない
・予測した声かけができない
・ピンチの時に話しかけられても何言ってるかわからない
・ミーティングは一ミリもわからない。なんなら次の試合がいつかもミーティング後に毎回確認してた
・チームでトレーニングするときも常に孤独(話せない私に話しかけてもらっても答えられないことにもストレス)

こんな感じでした。
正直言うと辛いの一言です。
でも日本にいる時にこうなることを予測して勉強できるかと言われるとそうでは無いので、別にきてから辛い思いしながら必死に食らいついて話せるようになるのも一つだと思います。

勉強せずにきてよかったと思うことは、

・発音が1から学べた
・自然な英語が身につきやすかった
・英語を全く話せなくてもスポーツの環境にいれば一年くらいで話せるようになると言う正味になった

と言う部分ですね。
スポーツやってる人は間違いなく耳慣れが早いし、現地での友だち(ネイティブスピーカー)ができると言う保証があるので他の人たちより成長は早いです。

これは得だなと思いました!

英語が話せるようになってからの変化(半年〜1年)

英語が話せるようになったっていう定義って本当にないので、人それぞれなのですが、今回の私の定義は「キャッチャーの言っていることがわかるようになった」ということですね。
実は、チームで一番会話をしなければならないキャッチャーの子がチョーーーーー早口で何言ってるか半年間全くというほどわかりませんでした。笑

この経験から、英語ってやっぱり話せないとダメだなとも思いましたし、英語を頑張る理由にもなりましたね。

英語が話せるようになってからは

・自分の投げたい場所や、なぜそこに投げたいかが言えるようになった
・キャッチャーからもっとこうして欲しいと意見をくれるようになった
・チームメイトに笑いが取れるようになった
・チームメイトに意見が言えるようになった
・アップのときに1人じゃなくなった
・州の代表の子たちともコミュニケーションを取れるようになった
・ちょっとした訛りがある子でも、1分もあればすぐに聞き取れるようになった
・なんせ、友達が増えた。

日本だと当たり前にできていたことを海外でも当たり前にできるようになった…ということですね。
今書いていても感じましたが、話せるに越したことはありませんね。

海外思考が少しでもあるなら、是非この記事を見た後にYouTubeからでも英語に触れることを意識するだけで全然変わると思います。

一流アスリートほど「英語力」が必要である

少し前の記事ですが、一流アスリートほど「英語力」が必要不可欠なワケという記事がありました。
五郎丸歩さん(ラグビー選手)が控えになった時期がありました。
この時の原因の一つとしてあげられたのが、「重要なポジションの選手がコミュニケーションを取れないと困る」という英語力に対しての指摘でした。

世界で活躍したいと思っている選手は、間違いなく英語が必要不可欠になってきます。
特に上のレベルでやりたいのであれば、英語力を磨かないといくら実力があってもチームに貢献できない可能性もあります。

そうならないためにも、今から英語力を身につけておきませんか?

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はるか

 

東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜


私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。

身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。


中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。

しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。

防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
 
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。

しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。

上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。

ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。

夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。

2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
 
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
 
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。

アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。

しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。

そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。

私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。

このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。

ぜひご入会いただき、一緒に夢を追いかけてみませんか?
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