本庄遥ファンクラブ

ソフトボール&野球で使える和製英語との違い!

ソフトボール&野球で使える和製英語との違い!

世界四強国から東京オリンピックを目指すアスリートライターの本庄遥です。

ソフトボールと野球で使われる言葉って、「コールドゲーム」「ワンアウト」など英語っぽいワードで囲まれていています。

しかし、いくらソフトボールや野球の言葉を知ったつもりでも和製英語というのは現れてくるもので、現地で何度か恥ずかしい思いをしました。(今となってはいい思い出です。)

今回はソフトボール&野球で使える「実はそれ英語っぽいけど英語じゃなかった言葉」を選んで皆さんと共有していきたいと思います!

アウトカウントは「died」で数える

実は私も最近知ったアウトカウントの言い方。
「One died」「Two died」という風に「died」を使って数えます。←オーストラリアだけ説です!
*アメリカではOne down, One out とも言うそうです!

日本語で「ワンアウト」「ツーアウト」と言ってもなんとなくみんなに意味は伝わりました。
また、「One?」「Two?」と数字だけで聞くことも多いですし、覚えにくければまず「数字で聴ける」ことも覚えておきましょう。

*ちなみに試合の得点も「Two、Zero」と言ったりするので質問内容と組み合わせて聞き取ることが大切です。

ショートは「 shortstop」

ショートはそのまま「short」とは言いません。
みんな「Shortstop」という言い方をします。

*サードもthirdとも言えますが、「third baseman」とも使うので聞き取りの時に注意して聞いてみましょう。

彼女たちはナイスボールと言わない

キャッチャーがピッチャーによく「ナイスボール!」と声をかけることが日本では多いと思います。
オーストラリアでは、キャッチャーに「Nice ball!!」と言われた記憶はなく、基本的には「Good job mate!」「Good pitch,Haruka!」とMateを使ったり、褒め言葉の後に名前を言ってくれたりします。

去年の決勝ではキャッチャーの子に「Come on babe!」と言われて投げました。笑
*5個下の女の子

ナイスボールと言ってしまうと、ただのナイスなボールになってしまって直接本人を褒めていないような響きになるんだと思います。笑
(確かに自分がいいピッチングしてるのにボールを褒めてますもんね。笑)
これも和製英語ですね。

ボールを見逃した時の「ナイ選!」はほぼ直訳

味方チームが攻撃中に「ナイ選!」とボールを見逃した時にいう言葉ありますよね!
英語にも似た言葉がにもありました。
「Good eyes!」です。
直訳すると「いい目してるね〜!」ってなりますが、これはシチュエーションがバッティングをしている時なのでイメージはできますよね。

一つだけ注意したいのは「eyes」ということ。
人間二つ目がありますよね。片方の目だけめっちゃ良かったからボールを見逃せたわけないですよね。笑

英語の難しいところですが、複数形のSをお忘れなく!

ホームラン打った後にするハイタッチはハイファイブ

日本語で「ハイタッチしよー!」って言いますが、英語では「Hi five!」って言いながらハイタッチを求めます。
*日本語でハイタッチする時に「ハイタッチ!」と言わないのと同様、英語でも「Hi five」の時は「Good job!」などと言いながら行います。

ハイタッチって思いっきり和製英語ですよね。笑
なぜ英語でハイタッチがHi Fiveと言うかというと指が5本あるからだそうです。

コールドゲームは一生伝わらない

 

私がオーストラリアでソフトボールをしているときにコールドゲームになることもありました。
しかし、何度友だちにコールドゲームと言っても伝わらず、辞書で調べても「Called game」と出てきてしまい、中々答えにたどり着けませんでした。

実はコールドゲームも和製英語だったんですよね。

正しくは「mercy game」です。

このmercyという意味は哀れみなどの意味を表しており、そこからきたのだとか。
もしあなたが
「この試合ってコールドゲームあるの?」
と聞きたい時には、
「Do we have marcy game for the game?」
と聞けば教えてくれますよ!

ストレートは辛うじて伝わるが正しくは「Fast」

まっすぐのボールのことを日本語で「ストレート」と呼びますよね。
英語でも真っ直ぐのボールだし、ストレートだろうと思っていつも「I will pitch straight!」とかって言ってました。笑

確かに伝わりますが、間違いなので直しましょう。

正しくは「Fast」です。
そしてキャッチャーに伝えるときは「Fast」とだけ言えば
「ああ、今度ストレート投げてくるな」
とキャッチャーの人がわかってくるので、いちいち文章にしなくても大丈夫です。

日本語だってキャッチャに伝えるとき
「ストレート!」「チェンジアップ行くね!」
とかって言いますよね?
それと同じで上下関係がほとんどない英語圏ではその単語だけ言えば伝わるんです。

ぜひ覚えておきましょう!

セフティーバントは和製英語だった…。

私が一番衝撃だったのがセフティーバントが和製英語だったことです。
正しくは「drag bunt」。
drag の意味は「引きずる、引きずって運ぶ」という意味があるので、恐らく足を引きずりながら(ステップしながら)行うバントなので Drag bunt と言われるようになったと思います。

またチームメイトに聞いておきまーす!

「ウォッシュユアハンド??」

*ここからは私の失態その1とその2をお届けします。

試合中にキャッチャーの子がひたすら
「Wash your hand!!!」
っと言っていて、
「なんで『手を洗え!!』って言ってるんだろ?」
と考えた結果、
「あ!きっと今打たれてるから気持ち切り替えろ!って意味だ!」
と思って後でキャッチャーに意味を聞きました。

そしたら
「あははは!!!!私『Watch your hand』って言ったの!!笑」
って大爆笑されました。笑
後で聞くと、バッターが小技できるバッターだったので、
「彼女の手元見ててね!バントあるかもだから!」
という意味でした。

皆さんも
「Wash your hand」
と聞こえたら、それはバントがあるってこと、そして聞き間違えたことをお忘れなく…。笑

スコアを聞ききたかったのに重要点を聞いてしまった話

最後に!試合中にスコアラーに「今何点?」って聞くことってありますよね。

私はその日調子が悪くて、かなり打たれてしまったこともあり
「少し空気を変えたいな」
と思ってスコアラーに点差を聞きに言ったんです。
その時に私は

「What’s the point?」

って聞いたんです。
英語が得意な方はもうわかってるかもしれませんがこの意味って
「ねえ、重要点って何?」
って聞いてるんですよね。笑
スコアラーも私もお互い何を言っているのかもわからず、結局その場では点数を聞くことができませんでした。

その後に仲のいい女の子に
「ねえ、さっき点数聞きたくてWhat’s the point?って言ったんだけど、本当はどうやって聞くの?」
って聞くと、
「What’s the score?のこと言ってるの??笑」
とその子にも爆笑されました。笑

直訳するとロクなことないので気をつけましょうね。笑

 

最後に

いかがでしたか?

意外と知ってるようで知らない和製英語を紹介しました。
ただ、これだけ間違えまくっていたとしてもソフトボールは世界中どこでもできますしむしろこの言葉が言えなかったから辛い経験になったというより、笑いのネタになってむしろ美味しいなくらい思っています。
英語が話せなくても、ソフトボールという共通点を持っていれば怖くありません。

是非オーストラリアの世界、そして他の海外で一緒にプレーしませんか?

興味ある人は私のツイッター及びブログのお問い合わせからいつでも連絡ください!

はるか

 

 

東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜


私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。

身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。


中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。

しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。

防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
 
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。

しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。

上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。

ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。

夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。

2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
 
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
 
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。

アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。

しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。

そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。

私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。

このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。

ぜひご入会いただき、一緒に夢を追いかけてみませんか?
ファンクラブはこちらから