本庄遥ファンクラブ

ソフトボール世界No. 1投手上野由岐子投手が下顎骨骨折で全治3ヶ月。〜フェイスガード の必要性〜

ソフトボール世界No. 1投手上野由岐子投手が下顎骨骨折で全治3ヶ月。〜フェイスガード の必要性〜

 

世界中でソフトボールをしながら、日本代表を目指しているアスリートライターの本庄遥です。→プロフィールはこちらから。

2019年4月27日に行われた、日本ソフトボールリーグのリーグ戦で上野由岐子選手が顔面付近に打撃を受け、顔面骨折の可能性があるとのこと。

→デイリースポーツの記事はこちら

→正確に顔面骨折とニュースに上がりました。詳細はこちらから。

東京オリンピックを来年に控えている日本にとって、今回の事件はかなりの非常事態だと感じています。

 

私自身も17年間ピッチャーを務めてきました。

顔には直接当たったことがないものの、肩や太ももに飛んできたボールを全く避けられなかった経験はは何度かあり、その痛みも重々承知しています。

そのため今回の事件が、どれだけ緊急事態なのかも理解しており、正直かなり困惑しています。

この出来事をフェイスブックで知り、「対処法はなかったのかを考えたところ、オーストラリアに行ったときに見た「フェイスガード」を思い出しました。

今回は、ピッチャーや野手が最低限自分の身を守るために、1人でも多くの方に「フェイスフガーど」の存在を知って頂きたいと思い、急遽この記事を執筆することにしました。

 

フェイスガードって?

フェイスガードとは、ピッチャーやその他のすべてのポジション(キャッチャーはプロテクターをすでにつけているので省く)で使用することができる、顔をカバーするプロテクターです。

 (詳しくはこちらから。

これをつけることで、万が一顔に当たったとしても、直接ボールが顔に当たることを防ぎ、大きな事故にならないように設計されてあります。

 

日本国内では、あまり有名ではありませんが、海外の選手で使用している選手も多く、アメリカではプロの選手たちも使用しています。

 

上記の写真で投げているKelly選手は、アメリカ代表選手にも選ばれている選手です。

現在NPF(National Pro Firstpitch)というアメリカのプロリーグに今年から加入しています。

彼女はプロの選手にも関わらず、自ら身を守るために、前回の世界選手権でもこのフェイスガードを使用していました。

 

海外では子どもたちに義務付けしている国や地域も

 

なお、アメリカのBRITISH COLOMBIAでは、U12歳以下はフェイスガードが義務付けられているほど必要性を訴えています。

 

日本でもフェイスガードの義務付けを。

国内では、まだフェイスガードの必要性が認知されておらず、そもそも販売している場所もありません。

私自身も付けたことはまだ一度もありませんが、今後アメリカのプロリーグに挑戦に向けて今回の上野さんの事件を見てすぐに購入しました。

現状、日本ではこのフェイスガードは販売されておらず、海外から輸入しなければなりません。

この状況を変える必要もありますが、まずは今回の出来事をたくさんの方に知って頂き、今この記事を読んでいただいている方たちだけでも着用して欲しいと願っています。

私自身もこれからフェイスガードをつけることを義務付けできるように、そして日本国内でも販売できるようにするための方法を考えて行きますので、是非応援して頂けたらと思います。

 

 

東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜


私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。

身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。


中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。

しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。

防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
 
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。

しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。

上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。

ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。

夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。

2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
 
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
 
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。

アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。

しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。

そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。

私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。

このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。

ぜひご入会いただき、一緒に夢を追いかけてみませんか?
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