本庄遥ファンクラブ

団体競技の過度な全体練習は必要か

団体競技の過度な全体練習は必要か

今回は、海外に来て感じた「全体練習の必要性」について書きます。

なぜこんな事を書くのかと言うと、私が小学校2年生の夏から大学4回生の秋まで殆ど毎日練習を行ってきて、同じような内容の練習を毎日やり続ける必要性はあるのかと違和感を感じたからです。

私が違和感を感じた練習方法について、オーストラリアに留学してみて分かった3つの事を書いてこうと思います。

  1. 毎日練習をする必要性はない

こんな事を言ったら、今現役でバリバリやっている子どもたちに、やる気を無くさせてしまうかもしれません。ですが、私が書く理由は出来るだけ長くスポーツ選手として競技を続ける為には今から書く内容をしっかり熟読して理解して欲しいんです。

まず、なぜ毎日の練習が必要ないかと言うと、休憩が不十分で体に大きな負担をかけてしまうからです。

実際に私の経験をあげて説明すると、私が現役中に大きな怪我を2度しています。この原因は、もし休んだら自分のチームの勝敗に左右してしまう、または自分がレギュラーから外されてしまうのではないかという不安で過度な練習をした事で起こりました。

一回目の怪我は腰の怪我。二回目の怪我は私の大切な利き手の左肩でした。左肩を怪我するまでは、「いつ体が壊れて投げれなくてもいいから、今この目の前の試合をどうしても勝ちたい」と思っていました。自分の体のことよりチームの勝利、自分がレギュラーで試合に出続けることを優先しました。

一見かっこよく見える言葉かもしれませんが、今考えれば将来全く投げれなくなる可能性があるほどとても危ないことをしていました。

少しでも休めばチームの人から「まだ復帰できないの?」と周りの人から思われたり、休んだ事で次の試合に出られないことだってありますよね。

それらのことを考えると、誰かからの見えない圧力というのが選手に無理をさせる原因になっています。

また、チームとして休養をとっていない選手たちは、怪我をして当然な環境で戦い続けなければなりません。

練習量が結果を出すときがありますが、それは他のチームより練習したという自信でしかありません。

メンタルの持って行き方で、それくらいの自信を持って試合に挑める方法は沢山あります。

メンタル面の事に関してはnoteに書いているのでこちらからどうぞ。

note.mu

私は、現在世界ランク3位のオーストラリアに留学に来ていますが練習量が日本の1/6です。

それでも決勝戦で、オーストラリアの大型バッターに対して11奪三振を取って優勝することも出来ました。

特に指導者の方には、練習方法と練習に対するイメージをどんどん替えていって欲しいです。

2.アップと練習は個人によって体の作りが違うので、違って当たり前

次に、不思議に思っていた全体アップと全体練習の長さについて書きます。

ここは、シンプルに考えましょう。そもそも人間は、個々で体のつくりが違うので、同じアップ量、同じ練習量で良いはずがありません。

筋トレもそうです。自分にあった箇所を鍛えなければいけないのに、みんなでこれをやりましょうと言うメニューは見直したほうがいいです。(ちなみに私は、側からどんな目で見られようと、日本の学校に居る時から自分のためになっていると思っている事しかしませんでした。)

日本のチームの多くは、個人アップより全体アップが主流です。確かに側から見たときに、「迫力がある」「一体感が出ている」と言ったことを言われたことがありましたが、果してそれが個人のパフォーマンスを出すために良いことなのでしょうか。

私は早い段階から自分の試合までの持って行き方を自分でわかっていたので、全体アップがすごく苦手でした。ピッチャーで先発の時は、全体アップを認められてましたが、先発じゃないと全体アップに参加しなければなりません。

私にとっては常に「チームが勝つために自分の体の調整をして何が悪いんだ」といつも思っていました。

チームをよくする為には、監督、コーチを敬うことは大事だとしても、お互いの思っている事を意見交換できないチームは、監督の言い成りになって動かされる駒になってします。駒になってしまうと、どんどん自分で考えようとする意思が無くなってしまいます。

考える力が付けば、自ずと全体アップや全体でやる必要性のない練習にも気がついてくると思います。

3.全体練習を減らせば沢山のメリットがある

①自分で考えて時間を使うので、効率よく練習できる

全体練習を減らしたら、サボる人がいるのでは?と思った人もいると思います。

全体練習の時間外の練習なのに拘束される必要はありませんよね。練習をしていない人は、その方が自分が楽しいから、自分のことをよくわかっているからです。

練習をしていなくて、その人のパフォーマンスが落ちたなら自己責任。他人のことを考えてる時間すら勿体無いです。

そして、本来練習って楽しいもののはずなのに、いつの間にか「練習行くのしんどいな」「だるいな」と言う気持ちに変わっていませんか?

そんな気持ちで練習するくらいならしないほうがマシです。

チームとして、そんな雰囲気が流れているのであれば何となく毎日を過ごしていたり、十分な休息が与えられていないからです。

集中できない練習ほど意味がなくて危ないことをしっかり頭に入れておきましょう。

②家族や友達と過ごす時間を作れる

日本の会社、部活のせいで一番大切な自分と家族のことを犠牲にしていませんか?

オーストラリアに来た時にびっくりしたのは、「私は夏はソフトボールして、冬は家族と過ごしたりしながらゆっくり過ごすよ。もし、ソフトがしたいなら他のチームでできるし、むしろ他のスポーツをしている人もいる。みんな自由に時間を使うのが一般的なスタイルだよ。」と。私はここでハッとしました。確かに、今までソフトボールを続けて来たことに後悔はないし、楽しかったけど、友達と行きたかった修学旅行、家族と行きたかった旅行も中々機会がなく、行くことができませんでした。

本来なら、「家族と楽しい時間を作る為に働いている」という理由が

いつの間にか「家族を養う為に働かなければならない」という使命感に変わっていることに気がつきました。

部活の場合も同じで、家族が第一に感謝をして一緒に過ごしたいのにいつの間にかソフトボールの為に何もかも我慢することが正しいという感覚が身についてしまっていました。

みんなで楽しむ為に行う部活動がいつの間にか対戦成績重視になってしまって、我慢した人が勝つ。みたいな風習が出来上がってしまっています。

チームの練習時間を減らすことで、家族へのありがたみがわかったり練習ができること自体にも感謝するようになります。

いくら周りから恵まれている環境だねと言われても、結局自分で理解しなければ意味がないのです。

それをわかる為にも、あえて練習量を減らしみんなで練習喜びを分かち合えるチームが増えたらいいなと思います。

4.最後に

私が怪我をする前は「チームの為に」が一番でしたが、今は出来るだけ自身がプレイヤーで長くやる為に「自分の体の事を考えた上で、チームに貢献する」という事を頭に置いてプレーするようにしています。

今行なっているスポーツに対する好き度合いは「2度とできなくなるかも」という境遇に立ったときや、本当にできなくなってから気がつくものです。

そうならない為にも、日頃のケアと適度に休む勇気を持ってください。

今日、色んなところで日本の部活動に対しての見直しが検討されていますが、残念ながらそれに理解して、考えている指導者はまだまだ少ないのが現状です。

自分の身は自分で守るしかありません。また、部活仲間は一生物ではありますが、たった一つのグループに過ぎません。

世界は思っているより広くて、そこのコミュニティーで嫌われても、必ずあなたが輝けるステージ、コミュニティーが沢山あります。

もし今の環境が辛くて逃げ出したいという気持ちがあるなら、そんな狭い世界の中で押し潰されてしまう前に逃げてください。

潰れてもあなたの今後の人生を誰も保証してくれません。

必死に止める仲間も、監督も、関係者の人たちも、あなたのことを止めて今後2度と元のパフォーマンスに戻れない怪我をしても、誰も責任をとってくれません。

勇気は一瞬。後悔は一生です。

読んだ人が、自分の今置かれている状況を理解し競技ができる有り難さに気づいてくれればいいなと思います。

オーストラリアでソフトボール留学をしています。

現在、日本人が世界四強でソフトボールができる環境を作る為にオーストラリアを開拓していて、来年はカナダ、アメリカと活動範囲を広げて行きます。

日本に帰った時に、まずオーストラリアの情報を伝えるために日本一周企画を行う為のクラウドファンディングをしています。

こちらから支援していただけるので、どうぞよろしく御願いします。

farm-sportsfunding.com

スポンサーとして応援してくださる方はこちらから御願いします。

find-fc.com

はるか

 

東京オリンピックへ向けて。〜プロへの挑戦〜


私は2020年3月10日からソフトボール世界No. 1の国であるアメリカのプロソフトボールチームに入団テストを受けに来ています。

身長は154㎝で体格は決して恵まれていません。


中学時代全国大会でベスト4、高校のインターハイで優勝、大学の関西リーグでは、防御率0で最優秀投手賞を受賞。

しかしながら、日の丸を背負って投げた試合は、日韓交流戦のたった一度だけ。

防御率はいいものの、決して三振をバンバン取れるピッチャーではなく、同年代の中でも目立ったピッチャーではありませんでした。
 
立命館大学に入学し、1回生の秋からほとんどの試合を任せてもらうようになり、エースとしてマウンドに立ち続けてきました。

しかし、過度な投球が原因で肩を負傷。

上野さんたちが戦っている日本ソフトボール界の頂点である「実業団」に挑戦するイメージはどんどん消えてきました。

ある日、夢の中でアメリカのプロリーグにスカウトされました。

夢を見たことがきっかけで海外でソフトボールを続けることを決意。

2017年11月からオーストラリアのブリスベンに1年半ソフトボール留学し、QLD州(ソフトボールが最も盛ん地域)U23の代表に選ばれました。
 
オーストラリアで、自分のピッチングが通用したことが
自信になり、ソフトボール世界No.1のアメリカで、プロを目指すことを決めました。
 
人間、諦めなければ必ず夢は叶うと信じてここまで取り組んできました。

アメリカのプロになる事は、決して簡単なことではありません。

しかし、どうしてもこの夢を叶えて日本人初のプロソフトボール選手になりたいのです。

そして、日本から私以降にアメリカでプロになる選手を増やし、日本の競技力向上を図ります。

私のファンクラブにて、今後の展望をお伝えしておりますので、是非ご覧ください。

このファンクラブは、みなさんと一緒に夢を追いかけるためのコミュニティです。

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